メスを使わない包茎手術②
余った皮を根元で固定する
=埋没したペニスを引っ張り出す方法も
こんにちはファイトクリニックのドクター林です。本日のテーマは先週に引き続いて「痛くない包茎手術」です。日本人の成人男性のほとんどは仮性包茎。そんなの気にしない、なんて開き直れるのは中高年になってから。若いうちはお風呂に入って友人と比べられると恥ずかしいと思うのは仕方がないことかもしれません。
最近の男性は男同士でも下半身の話をしないため、とくにそういう思いが強いようです。ですから彼女ができたり、結婚が決まったりすると、下半身も整えなくては、と思うもののようです。
さて先週はメスを使わない包茎手術として亀頭にヒアルロン酸を注射して亀頭を大きくして自然に皮がむけるやり方を紹介しました。今回は、余った皮をペニスの根元に集めて固定する方法をお話しします。この方法には手術用糸を使うやり方と医療用接着剤を使うやり方の2通りあります。その違いは、ペニスの根元に引き寄せる力の差です。当然、前者の方が強いので、中程度の仮性包茎でも施術可能です。後者はごく軽度の仮性包茎が対象です。ただ、後者のやり方だと効果が長続きしないため、人気があるのは糸を使う施術法です。
もうひとつメスを使わない包茎手術で最近目につくのが、体の中に埋没しているペニスを引っ張り出して、長くすることで皮余りをなくすというやり方です。「長茎術」といわれ、陰毛のあたりからペニスを支える組織を引っ張り出して数本の糸で留める方法とペニスに乗っかってペニスを埋没させている余計な脂肪を吸引することで長さを出すやり方があります。日本人のペニスは平均して4センチくらいは体内に埋まっているといわれるのである程度の効果が見込めますが、長茎術は技術力や経験が必要なので医療機関選びが重要になると言われています。
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